【龍打ち】お祭りの準備

今日は注連縄や龍を作る日です。

先週もらった紙では相変わらずさっぱり分かりません。

当日は朝8時から、いろんな地区の方たちも参加の大所帯イベントです。

まず、こちらは注連縄を作るグループです。まだ緑々しい藁で注連縄をつくるそうです。

そして、僕たち「龍打ち」グループは

何やら古めかしい、手動というか足で踏んで回す機械に古い藁をかましていきます。

この機械(名前が分からない)で藁を整えていき1束1束にしていきます。

僕はずっと足でキコキコと機械を踏む係をやっていて足がパツンパツンになりました。
そしてその作業をかれこれ1時間ちょいこなし、龍を作っていきます。

こんな風に木に吊るし、3本の藁の束をを、ぼくらアパートの若手3人組が指導のもと、三つ編にに編んでいく感じです。が、口で説明するとそれだけなんですが、ねじりながら3人でグルグルと9メートルほど編み込んでいくので、握力を完全にもっていかれ、こんどは手がパツンパツンになりました。

写真ではめちゃくちゃに見えるかもですがこんな感じで編み込み完成です。
これを女性陣が散髪してくださり

グルングルンととぐろをを巻き、

固定をし、

飾りの注連縄もつけ、完成です。

(頭はよその地区の担当でした)

これを昼から神社に奉納するそうです。

そして今日は全員に昼食の弁当が用意されていました。

ビールも地域の方々の寄贈でふんだんにあり、奉納に行く前にだいぶ気持ちよくなれました。

そして休憩をし、「お神酒」という名の日本酒もみんなに振舞われ、

なにやらよく分からない折り紙が噛ませてある竹を持ち、

太鼓をならし、歌いながら出発です。

こんな感じで担ぎながらお神酒を飲みながら歌いながらわっしょいわっしょい言いながら進んでいくんですが、朝の集まった際にも言われていたんですが、
「毎年毎年、龍の上に人が乗ったり、途中田んぼに人が落ちたりと、いろんなところからお叱りを受けているので、決してそういうことが今年は無いように」とお触れがありました。

ぼくは、ここの祭りが初めてなのでそんな激しいとこを見たこともないし、龍の上に乗るっていう発想自体もなかったんですが、どうやら毎年この奉納の際はみんなはっちゃけているらしいです。

なので、今年は静かにただただ龍を担いでいると、酔っぱらったおじさんたちが、「今年は活気がねぇ~!!」「もっと激しくしろ!」などと文句を言い始めてます。
それを聞いた朝の注意をしてた方々も「龍には絶対乗るなよ~!ぜったいだぞ!・・・」と、どうやらダチョウ倶楽部的なフリをはじめる始末でした。

が、結局何も起こらず

龍は運ばれていき、目的地の八幡神社に到着です。

ここから急な階段と坂道が待っているのでちょっと休憩をはさみ

また昇っていきます。

そして龍を奉納する鳥居にたどり着き

脚立で足場を作り、

僕は、階段から巻き付けられていく龍を眺めていました。

そして、無事完成し、

みんなで記念写真を。

他地域のお祭りというのはやっぱりどれも奇祭におもえますね。

ぼくの生まれた地域に近い場所ではあるのにまた全然ちがう感じで楽しいです。

さて、来週がお祭り本番となります。楽しみです。