2017年7月末、会社の助成金などについて、あれこれ資料を探しているときに、ふと、「自分の生まれ育った町にはどんな助成金や補助金などがあるんだろう」と思い、井原市のホームページを探って見たところ、初めてその名前を目にしました。
地域おこし協力隊
地域おこし協力隊(ちいきおこしきょうりょくたい)とは、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域外の人材を積極的に受け入れ、地域協力活動を行ってもらい、その定住・定着を図ることで、意欲ある都市住民のニーズに応えながら、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とした制度である。
(ウィキペディアさんより)
「ほう。。。」
もともと、「いつかは地元に…」な考えだった僕には、かなり興味を持てる内容だった。
ただ、募集期間が1か月で着任は10月・・・
ほぼ、2か月後には引っ越すってこと
「いやー、無理でしょ?」
今の仕事を速攻で辞めて、家族3人引っ越すなんて判断はなかなかできなでしょー…
「諦めよう」
と、思いつつも地域おこし協力隊の制度や内容、いろんな方のブログを読み漁ってると
「あぁ、地域おこし協力隊を使って、地元に戻って任期の間にいろいろな準備ができるなあ」
と、だんだん考えが強くなっていきました。
ちなみに
月額16万6千円、保険なし…
ちょっと厳しいか・・・
でも、家賃、車、ガソリン代などは経費になるそうで、そう考えると今のこの東京の生活で言うと、家賃11万くらいで車も持ってるから、そこが少し楽になると考えるとあsdfghjkl・・・そして、月135時間労働として、現在より100時間以上拘束時間が短いとなると、バイトとかすればあsdfghjkl・・・
なんだか細かい計算がめんどくさくなってきて
「なんとかなんじゃね?」
の境地になってきました。 ただ、2か月後は流石にネックなので、早速井原市の担当の人に電話。
すると、
「面接は8月にしますが、着任日はそちらのご都合もございますでしょうし、融通は利きます」
との返答をもらい、「じゃあ」ということで早速その方向に舵をきって本気でビジョンを考えていき始めました。
ちなみに2017年現在の僕の仕事は飲食店の会社。
そこで、店舗開発という役職。
新店舗を出す時にいろんな業者さんと打合せしたり、オープンまでにバイトの面接やらなんやらいろんな準備をしたり、店長に仕事をふったり、オープン前から何か月は怒涛の仕事量をこなして店が安定しだした頃にやっと落ち着く的なお仕事が店舗開発って肩書の役割。
文字でさらっと説明するとそんな感じ。実際はまだいろんなことも絡んできて複雑だったけど。
で、そんな会社的にはそこそこ上のほうの仕事をこなしている状態から地域おこし協力隊という立場を選ぶというのはなかなか勇気がいるもので、いろんな人からこの選択には驚かれました。
今でもこの選択が正しかったのかは分からないままだけど・・・
それでも漠然と「いつかは地元に.…」と思ってた僕にはとりあえず地元に戻って生活を始めたことは1つ想いが叶ったのかなと。
ただただ仕事を辞めて地元に帰ってきたんだったら、まず仕事がないだのなんだので、なかなか決断しきれなかったと思うので、この地域おこし協力隊という制度には感謝している。
と、ここまでは僕が地域おこし協力隊を選んだ理由の金銭面の不安や、引っ越すまでの気持ち面のお話でした。
活動としての選んだ理由はまた別のページで。