【パートナーシップリーダー養成研修会】へいってきた話

先月行われる予定だった「パートナーシップリーダー養成研修会」ですが、先月は台風の直撃のため延期になり1カ月後に開催されました。

いずえカフェの方々と車を乗り合わせて一緒に行ってきました。

会場に入るとなにやらテレビかなんか分からないけどカメラを構える人がいたり、他の地域の協力隊も大勢いてビックリしました。

ていうか、

 

「パートナーシップリーダー養成研修会って何??」

 

って、はい、そんなノリで行ってきました。

結果的にパートナーシップリーダーが何なのかは分からなかったけど、今回はお隣「高梁市」の宇治と吹屋のお二方が地元の特産品を作った成功談・経験談を聞く会でした。

 

まずは宇治の一般社団法人・宇治雑穀研究会の中曽まゆみさんのお話を。

宇治は人口600人弱の高齢化率54%となかなか小さい集落です。そこで「彩りの山里宇治リスタート事業」と掲げ、テーマを「人」において、みんなが参加し、地域全体で取り組み、これまでと同じでない町づくりを目指したそうです。

そのなかで、今では井原市にもたくさんある、赤羽根カフェ的な宇治カフェをどこよりも早い段階で始め、地域の電話帳を作成し、安心安全防災プロジェクトを立ち上げたりと精力的に活動されていたそうです。

その過程で、生きがい作りの一環として「もち麦」の栽培を始めたそうです、耕作放棄地などを使って始めたこの事業はメディアの健康ブームなどにも重なり大ブームが起き、2014年当初22aほどで始め、2年後には130aと収穫量を増やしと大ヒット商品となったそうです。

その勢いのまま耕作放棄地を使い、2017年には210aまで増やし、「麦」ということでビール醸造もはじめ

「花笠」というもち麦ビールを作ったそうです。もち麦がヒットした大きな要因の「β‐グルカン」も含有し、フルーティーな香りで飲み口の軽やかなこのビールが【平成29年度全国地ビール品質審査会入賞】を獲ったそうです。

なんか簡単に聞いただけでも「すげーなあ」って印象です。どこの地域も見習いたいところがたくさんだったと思います。

 

続いて、「高梁市吹屋」というところから佐藤紅商店の代表佐藤拓也さんのお話を。

佐藤さんは6年前に、この吹屋に地域おこし協力隊として来られたそうです。

 

赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観で統一された、見事な町並みが続く吹屋の町並み、江戸末期から明治にかけ吹屋の長者達が後世に残した最大の文化遺産だそうです。

佐藤さんはこの地で地域の活性化に取り組む中で、

 

この【紅だるま】こと赤い柚子胡椒と出会います。近所の方々と鍋を囲んで食事をしているときにある方が瓶に入った赤い柚子胡椒をもってきてくれたそうです。そのうまさに感動した佐藤さんたち青年団は、レシピを教えてもらいこの柚子胡椒を200個生産し完売させることに成功したようです。

その背景に佐藤さんは活動期間中などに大袋で売っていた干しぶどうを小分けして、

 

こんなパッケージをつくり250円くらいで売ったり、近所に生えているクレソンをパックにして売るというような様々なビジネスをやっていたらしいです。

 

 

講演会自体の話をもちろん加工品・地域の特産物の話の流れだったんですが、僕には商品の売り方、デザイン性、ニーズの把握・マーケテイングの話としてインプットしてしまいました。今までにない新しいものを作ろう!と意気込まず、近くにある美味しいもの、地域の人には馴染みがあるが全国的には知られていないなど、本当に美味しいものなど、よく見ればたくさんあるんじゃないか。

と思いながら、帰り道いずえカフェの方としゃべっていたら、

 

「味噌があるよ」

 

と、いやちょっと待ってください、まだいいです。。。

最近、手がけてることが多くて。。。

いつか味噌をなんかします。。。

 

 

そして、家に帰って昨日の残りのカレーをドリアにして食べたら最高でした。

普通のカレーに比べてただただカロリーが高い食べ物ですが。。。