5月24日にはじめて地域おこし協力隊としての研修に参加してきました。
着任前に千葉で開催される全国から集まる初任者研修に参加希望をだしたけど、定員150人の中に入れず、今回の岡山県内に向けられた研修が初になりました。
場所は岡山県庁文庁舎共用会議室というところで朝10時から13時くらいまででした。
内容には「アイスブレイク」・「協力隊の基礎講座」・「質疑応答&ディスカッション」・「名刺交換・交流会」と書いてあったんですが、アイスブレイクはなかったような気がします。というかアイスブレイクって何ですか…
ウィキペディアさんより
アイスブレイクとは、初対面の人同士が出会う時、その緊張をときほぐすための手法。集まった人を和ませ、コミュニケーションをとりやすい雰囲気を作り、そこに集まった目的の達成に積極的に関わってもらえるよう働きかける技術を指す。
アイスブレイクは自己紹介をしたり、簡単なゲームをしたりすることが多く、いくつかのワークやゲームの活動時間全体を指すこともある。「コミュニティビルディング(community building)」や「アイスブレイキング(ice breaking)」とも呼ばれている。 「アイスブレイク」という用語は、参加者の不安や緊張を氷にたとえ、その「硬い氷をこわす、溶かす」という意味を持っている。
はい、やっぱり無かったです。
といことで参加者25名ほどの不安や緊張は硬いまま、基礎講座が始まりました。
講師は
「地域おこし協力隊サポートデスク専門相談員」「NPO法人山村エンタープライズ」「元美作市地域おこし協力隊」の藤井裕也さん
地域おこし協力隊の中で有名な方です。 →山村エンタープライズ
初任者研修ということで、地域おこし協力隊の趣旨と主体や、行政と地域との関わり方など1時間強の時間お話を聞かせて頂きました。
そして、お話を聞いた上で4人組くらいになって質疑応答用に話合いをして、質問を考えるんですが、僕のグループどうしても聞きたいことがあるという方がいたので、その方に質問をお任せしました。
その方は「自主活動」という言葉に引っかかっているみたいで、どうしても聞きたいと。
僕は、自主活動を自分裁量で結構やらせてもらえてる環境なんですが、その方はどうやら市役所にがっちり囲われて身動きが取れないということらしいです。
その後、名刺交換で何人の方かと挨拶とお話をしたんですが、すごく感じるのは同じ「地域おこし協力隊」という肩書でも、全然みんな別々のものだなと。中には教育に携わる方や、林業、観光、移住定住などなど。地域、人材によって全く違い、その中で移住者は受け入れの地域団体の当たりはずれを、受け入れ団体は協力隊員の当たりはずれはあるんだろうなと。僕も面接の際に置いていたポイントがあり、そこの確認は一応しておいたので、実際やって来ての大きな乖離はないですが、そこの距離の確認ができないまま入ってしまうと、こういった自分のやりたいことと、地域が求めるものがズレていくんだろうなと考えてしまいましたね。
そして、研修のまとめとしては、ぼくのジャンルはとても少ないなあということ。僕はこのブログを通してでもいいし、なんらかで、「田舎生活楽しいよ」っていうのを発信できてればいいかなあと。積極的な言葉には聞こえないかもしれないけれど、今の環境に疲れてる人や、この先どうしようかなんて漠然と悩んでる人にほっこり「田舎生活楽しそうだな」って思ってもらえて、でも実際田舎には田舎の苦労もあるよなんて情報を発信していければと改めて思ったとこでした。